澄月会日記
今春、九州の大学に進学が決まったKくんはコロナ禍の中、自宅にてオンライン授業を受けて過ごしていた。
それももう終わりで、もうすぐ大学の再開を控え澄月会で稽古をする日もほんとうに残りわずかとなった。
昨夜の稽古後、皆がやっとはじまるkくんのキャンパスライフに祝福の言葉を送りながら冬休みや夏休みに帰省したら必ずこちらにも顔を出してねと口々にした。
「そんな、なにもお土産に九州の美味しいものを持ってこいとか言わないよ〜」
「そんな博多明太子なんて(買ってこいとは言わないわ〜)」
「そんなモツ鍋セットなんて、(以下同文〜)」
最後に九州出身のAさんが
「そんなザビエルなんて〜」
と言った瞬間みんなが
「!?」
「それは一体なに!?」
とAさんに質問の集中砲火を浴びせた。
やはり九州という土地柄ゆえ、九州と言えばフランシスコ・ザビエルなんですね。(きっと九州の方はこんな大雑把に括られたくないだろう)
それは和洋折衷菓子であるというAさんの説明による未知なるお菓子への妄想果てしなく全員一致で「お土産にはぜひザビエルを!」とあいなりました。笑
冗談はさておき16歳の時にNZ留学から帰国まもないkくんが「海外の人の方が日本の文化に対して造詣や敬意が深く(特に武道など)
自分は日本人なのにそれを知らないことが合気道を習ってみたくなった大きなきっかけの一つです」と門を叩いてくれた日のことを忘れない。
昨日、kくんの動きを見ていていざとなった時の肚のすわり方や集中力に成長を感じとても嬉しかったです。
Kくんの未来に幸多かれ☆