我が師匠、内田樹先生が東洋経済オンラインに島薗進氏著の「教養としての神道-生き延びる神々」の書評を載せておられます。
この書評の内容は湖月庵の武道場としての造りや在り方にも深く関わっている内容ですので、ぜひ、道場生ならびに道場に関わるみなさんと共用したいと思います。URLを貼っておきますので、コピペ検索してご覧ください(当ブログではリンクを貼れませんのでご理解ください)
https://toyokeizai.net/articles/-/595511?utm_source=Twitter&utm_medium=social&utm_campaign=auto
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拝読して特に冒頭の文章には私設の武道場を作るということはどういうことなのか改めて感慨深く感じることがあり、また自身のヨガや合気道やフェルデンクライスや神道系の修業と修行の道のりを振り返るよいきっかけにもなりました。
不思議な巡り合わせで私は内田樹師範や合気道に出会うずっと前から河野智聖先生とご縁があり、野口整体を学ばせて頂いたり滋賀は土山の熊野滝に滝行の先達者としてお招きしたこともありました。
また一九会は日本の名だたる合気道家の方達の多くが修行なさった禅と禊の実践道場としても有名な場であり、コロナ禍以前は海外各地からの参加も少なくありませんでした。私も数年前に一九会で初学修業を成就させて頂きました。
いま、湖月庵は竣工して一年が経ちましたが、自然豊かな環境に同化した道場の佇まいから私がここで何をしたいのかどんな思いでこの道場を建てたのか、おそらく本能的に直感的に嗅ぎ取ってくださる方が合気道入門し、熱心に稽古される姿を観じる時、この希少なご縁に深く感謝すると共に道場を建てて心底よかったと思う瞬間でもあります。